パストール・マルドナドは、今年のインディカーへの参戦にむけてKVSHレーシングと交渉している。2016年シーズン前にケビン・マグヌッセンと交代でルノーのF1シートを失って以降、レースに参戦していないパストール・マルドナドだが、F1とインディカーの両方で活動の場を求めていた。
パストール・マルドナドは、昨年7月のインディカー第11戦アイオワにKVSHのゲストとして出席していたが、その際には焦点は2017年のF1グリッドで居場所を得ることだと主張していた。しかし、 Autosport は、パストール・マルドナドがロード/ストリートでのインディカー参戦についてKVSHと交渉していると報道。オーバルでのレースについては関心を持っていないと伝えている。だが、KVSHレーシングの2017年のインディカー参戦はまだ決定していない。チームは2016年シーズン前に財政難に陥り、一旦、スタッフを解雇。その後、スタッフを再雇用し、セバスチャン・ブルデーの1台体制で参戦したが、存続が危ぶまれている。今季はカーリンと提携すると噂されていたが、破綻したとされている。現在、3名のチームメンバーを除いては解散しており、インディアナポリスのワークショップではチームの器材などが梱包された状態になっている。