パストール・マルドナドは、ロータスE23の初テストを終え、マシンのポテンシャルの高さ、とりわけメルセデスエンジンに感銘を受けたと述べた。新車の到着が遅れ、テスト初日は欠席したロータスだったが、一晩でマシンの組み立てを終わらせ、月曜朝にはトラックでの作業を開始した。テスト終盤にドライブトレインのトラブルに見舞われたものの、パストール・マルドナドが41周を走り込んだ。
2014年に期待はずれなシーズンを送ったロータスは、今年からメルセデス製のパワーユニットを搭載する。E23をドライブしたパストール・マルドナドは、すでにルノーエンジンとの違いを感じたと述べた。「うん、もちろん違っている。エンジンはとても良く機能しているし、パッケージ全体が機能しているのは凄いと思う」とパストール・マルドナドはコメント。「まだ何かを説明するには早すぎるし、当然、明日と明後日のプログラムがあるのでやれるだけのことをやってみるつもりだ。テストではエンジンがこのパッケージでしっかり機能するようにマイレージを稼ぐことが優先だ。マシンにはいろいろと新しいものがある。それら全てをテストして、次のテストに備えていく必要もある」新車に興奮しているかと質問されたパストール・マルドナドは「説明するのは難しい。何も言いたくない。もちろん、今回のプロジェクト全体についてポテンシャルを感じているし、昨年に比べればはるかにいい」「最初のテストではパフォーマンスを求めていないし、燃料を多く積んで走っている。セットアップもまだやっていないしね」「マシンは一貫性があるようだし、とても反応がいい。感触もいい感じだし、感覚としては本当に優れている。良い一日、良い初日だったと思う。どうなるかはもう少し見てみよう」「信頼性という点では昨年のマシンと違っているし、パッケージ全体のパフォーマンスも違う。とてもポジティブな一日だった」「今日ここにマシンを持ってくるために、メカニックもエンジニアといったチームの全員が本当に頑張ってくれた。本当にポジティブだと思う。今日の出来にはとても満足している。もうちょっと走れると予想していたけど、マシンに問題が発生してしまった。でも、いろいろと変更しているところなので、トラブルが起きるのは普通のことだ」「エンジンは新しいし、マシンは大規模な進化を遂げている。昨年からの続きというわけではないからね」関連:F1ヘレステスト 2日目:セバスチャン・ベッテルがトップタイム