パストール・マルドナドは、Q2でのルイス・ハミルトンとの接触に対し、5グリッド降格ペナルティーが課せられた。Q2終盤のパスストップ・シケインでルイス・ハミルトンが計時ラップを完了させようとした際に両者は接近。その次のラップでチェッカーフラッグを受けたあと、パストール・マルドナドがラ・ソースの出口でハミルトンにオーバーテイクしようとした際に両者は接触した。
この接触でQ3進出を決めていたルイス・ハミルトンは、フロントウイングとサイドポッドにダメージを負った。スチュワードは、パストール・マルドナドに接触が原因あったと判断し、5グリッド降格を決定。マルドナドは、16番グリッドから21番グリッドに降格となった。2回目の動きが報復行為だったのではないかと質問されたパストール・マルドナドは「いいや、重要な瞬間だった」とコメント。「彼がかなりスローダウンしていたので、オーバーテイクしようとしたんだ。ストレートのようだけど、ターンがあったし、その瞬間に彼がターンしていて、僕は少し真っすぐ進んでいたのかもしれない。言うのは難しい」「二人ともチェッカーフラッグを受けたあとだったので何も理由はなかった。両方にミスがあったのは明らかだ」パストール・マルドナドは、どちらの件についてもハミルトンと話はしていないとし、最初のシケインでは「接触はなかった」ので不安はなかったと述べた。ルイス・ハミルトンは戒告を受けたがペナルティは課せられなかった。