F1マレーシアGPにむけてフェラーリのチームメンバーが到着した際、ホテルの部屋がダブルブッキングされていたことでマレーシア航空370便の乗客の家族がホテルを変更しなければならなかったというトラブルがあった。報道によると、フェラーリはクアラルンプールのサイバービューホテルの部屋を予約していたが、そこは消息を絶っているマレーシア航空370便の中国人乗客の家族のためにも指定されていたという。
「最初にフェラーリの従業員がチェックインした際、彼らの部屋はふさがっていると言われたという」と Die Welt は報道。「熱い議論の後、イタリア人が勝った」ホテルの広報担当は「中国人のご家族の方がここにいたのは事実ですが、F1レースのために全て予約済みだったため、彼らはすでにここを去っています」Die Welt は、ホテル側が乗客の家族のためにクアラルンプール空港近くの宿泊施設を代わりに用意したと付け加えた。F1の最高責任者バーニー・エクレストンは「ご家族には大変申し訳なく思います。しかし、最終的な決定はホテル側にある」とコメント。「そのホテルは、マレーシア航空370便が行方不明になるよりもかなり前に予約していた。ホテル予約は突然無効になったらどうなるか想像できますか?」同紙によると、F1サーカスのためのホテルの部屋は、数ヶ月前、時には数年前から予約されていると報じた。
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