スポンサー問題のためにマルシャのシートを失ったルイス・ラジアだが、F1の夢を掴むことは諦めていないと述べた。2013年のマルシャのドライバーとして契約を結んだルイス・ラジアだが、スポンサーが支払い期限を果たせなかったことで、発表から1カ月も経たずしてマルシャとの契約を解除された。
ルイス・ラジアは、契約を有効にしておくためにあらゆる手を尽くしたが、他のドライバー陣営がその状況を見逃すはずはなく、マルシャはジュール・ビアンキと契約することを選択した。ルイス・ラジアは、土壇場でのシート喪失にショックを受けているが、F1グリッドでの居場所を確保するためにさらに決意が高まっていると述べた。「F1にいれるものだと思っていたし、実際にそこにいて、発表もされて、テストもしていて、それで駄目になったのは、ある種のショックだ。しかもドライバーの失敗ではないからね」とルイス・ラジアはコメント。「僕にやれることはすべてやったけど、付随的なことが起こった。そういうことだ」「でも、僕はまだここにいる。僕のキャリアはまだ輝いているし、僕はこの困難な状況をできる。それが僕に起こったことだ。人生ではこのようなこともある」「僕のメインのゴールはF1にいることだし、そこに全力を注いでいる。今は何も根拠はないし、家族と一緒に過ごし、しばらく悲しむだろうけど、そのカテゴリーに戻ってくるつもりだ」「僕は2週間前にそこにいたし、今シーズンそこにいないなんて感じていなかった」ルイス・ラジアは、必要なスポンサー資金を確保できなかった場合のマルシャの困難を完全に理解しているので、起こったことへのマルシャに対する悪い感情はないと述べた。「怒ることもできるし、非常に利己的になることもできただろうけど、僕はそうではない。僕はそのようなことには本当に寛容だ」「マルシャの立場を理解しているし、僕はチームが好きだ。彼らは僕をとても素晴らしく扱ってくれたし、正直なところ、彼らは僕のために状況を整理しようとしてくれていた。第一に彼らが僕を望んで、僕を選んでくれたんだし、そこに悪い感情はない」「ビアンキが難しい状況だったのもフェアなことだし、正直、彼はシートに値すると思う」ルイス・ラジアは、将来のチャンスはあると信じており、2013年にF1チームでの役割を獲得する可能性も除外していない。「勝つことが好きなこと以上に負けることが嫌いなので、このチャンスを逃したくない」「競争的だと感じられる状況、これを克服できる場所、出来る限るすぐにクルマnもどれる場所を見つける必要がある」「これから僕にとって何がベストかを考えていくし、F1にいるために必要なことをまとめていくつもりだ。今は考えをまとめ直す必要がある」関連:マルシャ、ルイス・ラジアに代えてジュール・ビアンキの起用を発表