ロータスは、ロマン・グロージャンがF1モナコGPで“ブレーキテスト”したとするマックス・フェルスタッペンの主張を完全否定した。F1モナコGP決勝レースの62周目、マックス・フェルスタッペンは、ターン1のブレーキングでロマン・グロージャンのリアに追突した。これによってレース展開を変えるセーフティカーが入り、メルセデスの大失態によってルイス・ハミルトンは勝利を失った。
レース後、マックス・フェルスタッペンは、ロマン・グロージャンの動きを“非常に危険”と非難し、クラッシュした時に自分はオーバーテイクを試みたのではなく、彼が前のラップよりも“10〜15m”早くブレーキングしたと主張した。だが、このクラッシュを見たフェリペ・マッサは、マックス・フェルスタッペンの経験不足が原因だと危機感を示している。FIAは、この事故を審議した結果、マックス・フェルスタッペンはF1カナダGPでの5グリッドの降格と、スーパーライセンスへ2ペナルティポイントの加算を言い渡された。ロータスのトラックサイドオペレーションディレクターを務めるアラン・パーメインは、自分たちのデータが裁定の決め手になったとしてマックス・フェルスタッペンの主張を退けた。パーメインは27日(水)、『Twitter(ツイッター)』で次のようにコメントし、グロージャンの潔白を証明した。アラン・パーメインは自身のTwitterで「@RGrosjeanは@Max33Verstappenにブレーキテストなどしていない。彼はその前のラップより5m遅くブレーキングしている。このデータはFIAも認めたもので、だからRGではなくマックスにペナルティーが出た」
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