ロータスは、今季E21にしばしば搭載していた受動的ダブルDRSを今後は使用しないことを明らかにした。ロータス内で“デバイス”と呼ばれているDRD(ドラッグ・リダクション・デバイス)は、ドライバーが操作するDRSとは異なり、特定のスピードに到達したときに受動的にリアウイングをストールさせて直線スピードを向上させるシステム。F1イギリスGPでキミ・ライコネンのマシンで初実戦投入された。
だが、ロータスのトラックサイドディレクターを務めるアラン・パーメインは「今シーズン中に再び使用することはないだろう」と Auto Motor und Sport にコメント。「それを諦めたわけではないが、未だに完ぺきには機能していない」「単純に、これ以上時間をかけたくはない」「我々の技術部門はすでにもっぱら来シーズンのマシンに取り組んでいる」
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