ロータスのチーム代表エリック・ブーリエは、E21のロングホイールベース化は、2014年シーズンにむけたチームの技術的なアプローチにとって重要なバロメーターになると述べた。来週のF1イタリアGPで初めて走るE21のロングホイールベース版は、チームが昨年導入したシミュレーター“driver-in-loop”で開発された。
ロータスのビークル・ダイナミスク・グループの提案の後、チームは大幅な変更にシミュレーターを初めて使用した。エリック・ブーリエは、ロングホイールベース版を試すことは、シミュレーターを開発プロセスの重要な一部として使用できるかを確認する意味でも重要だと考えている。「システムをテストしなければならないので、我々はそれを実施しなければならない」とエリック・ブーリエはコメント。「現在、シミュレーターを含むので、意思決定プロセスはずっと複雑になっている。シミュレーターは、車両性能に多くの重要性を与えている。だが、それが機能するか見てみなければならない」「変化は、車両性能を決める。空力面では不利にならないことをテストしなければならなかったし、実際いくらか上昇が見られている」「結局のところ、ドライバーはシミュレーターが好きなので、この新しい作業方法が結果を出すか見てみよう」ロングホイールベース化は、残り8戦のロータスの状態をブーストさせることが期待されている。エリック・ブーリエは、F1ベルギーGPでのキミ・ライコネンの捨てバイザーに起因するリタイアにより、ライコネンは事実上チャンピオンシップ争いから外れたと認める。「打撃だった。我々は諦めるつもりはないが、65ポイントをリカバーするのは難しい」「我々はコンストラーズ選手権のポジション争いを維持するために全力を尽くそうとしている」「スパとモンツァは常に難しくなりそうなので、(ヨーロッパ後の)残りのシーズンにより期待している」