ロータスが、2013年のF1タイトル争いに絡んでいけるかは、予選に依存するとロマン・グロージャンは考えている。2013年の開幕戦オーストラリアGPでキミ・ライコネンが優勝したことで、ロータスは今年のタイトル候補とみなされるようになった。だが、続くマレーシアGPではグロージャン6位、ライコネン7位と後退した。
しかし、ロータスは、コンストラクターズ選手権でレッドブルから26ポイント差の2位につけており、キミ・ライコネンもドライバーズ選手権でセバスチャン・ベッテルから9ポイント差で2位のままだ。「それは僕たちが持っているお金に依存する。F1ではそれが鍵だ」とロマン・グロージャンはコメント。「僕たちには優れた人材がいるし、彼らがレースに勝てるクルマを造れることはわかっている。開発とファクトリーにツールが揃っているのはわかっている」「だが、全ては僕たちが資金をつぎ込めるかどうかが問題だ」ロマン・グロージャンは、チームの勝利がより多くの資金をもたらす“助けになるべき”だと述べた。「うまくいえば、もっと多くのスポンサーを獲得してもっと多くの開発ができるだそうし、そうなれば、もっと勝ってし、もっと多くのスポンサーが得られるだろう。そのサイクルだ」