2013年からダブルDRSは禁止となるが、ロータスは残りのシーズンのためにダブルDRSを開発する価値はあると考えている。F1ドイツGPとF1ハンガリーGPでダブルDRSをテストしたロータスは、夏休み後のF1ベルギーGPのレースでダブルDRSの導入を目指している。DRS起動時に直線スピードを向上させるメルセデスのダブルDRSとは異なり、ロータスの設計は、ウイングが閉じているときに最大限の効果を発揮するとみられている。
ダブルDRSの効果を2013年まで持ち越すことはできないが、ロータスのテクニカルディレクターを務めるジュームズ・アリソンは、残りのシーズンのために作業を続けることに正当な理由があると述べた。「そうだね。ダブルDRSを非合法とする規約変更はある。だが、利益はある」とジャームズ・アリソンは説明。「まだ20戦の半分だし、あと半分ある。終わりに近いわけではないので、多くのメリットがある」ロータスのチーム代表エリック・ブーリエは、ダブルDRSの進捗に満足していると述べた。「ペースはかなりポジティブだと思う」とエリック・ブーリエはコメント。「急激なゲインではないので、段階的に行ってきた」「ゲインが見つけられるのであれば、マシンに持ち込む必要がある。それを成し遂げるにはまだいくつか作業があるが、今後のレースでは両方のマシンに装着されるだろう」関連:F1チーム、2013年からダブルDRSの禁止に同意
全文を読む