ロータスは、F1ドイツGPのフリー走行1回目にダブルDRSをテストした。ロータスは、F1中国GPでメルセデスAMGの設計への抗議が拒否されて以降、独自のコンセプトの開発に取り組んできた。ロータスのシステムがどのように機能するかの詳細はわかっていないが、メルセデスとは異なる方法で機能するようだ。
ロータスのシステムは、エンジンカバー後部に新たなインレットが設けられており、メルセデスのようにフロントウイングへの気流をコントロールするのではなく、リアウイング上の気流をストールさせて直線スピードの改善を助けるものだと考えられる。実際にこのシステムを今週末のレースで使用する可能性は低いと思われるが、プラクティスの結果を受け、シーズン後半のダウンフォースの高いサーキットで使用されるとみられている。