F1のスポーティグディレクターを務めるロス・ブラウンは、F1オーストリアGPでのマックス・フェルスタッペンとシャルル・ルクレールのバトルは、F1の未来が明るいことを示していると語る。マックス・フェルスタッペンは、F1オーストリアGPでカート時代からのライバルであるシャルル・ルクレールを接触しながらオーバーテイク。3時間の審議を経て、今シーズン初勝利を手にした。
マックス・フェルスタッペンとシャルル・ルクレールは今後数年間でライバルとして戦うことが予想され、今回のレースはその最初の兆候が垣間見れた。最近、F1は“退屈”な行列レースが批判されてきたが、ロス・ブラウンは二人のバトルに明るい未来が見えたと語る。「トップ2フィニッシャーがグランプリで1位と2位になる史上最年少ペアをで構成されたことを私は特に嬉しく思う」とロス・ブラウンはコメント。「マックス・フェルスタッペンとシャルル・ルクレールは二人とも勝利に値したし、もし彼らが逆の順序で終わったとしても同じように賞賛に値するものだった」「マックスは素晴らしいレースをした。特にこのスポーツで人気の言葉で言えば彼のスタートは“最適以下”のものだった。彼は非常に攻撃的な追い抜きを生み出し、30周以上走ったタイヤを非常に速い周回を走った。彼のレースペースマネジメントはほぼ完璧だった」「シャルルも素晴らしいパフォーマンスを披露した。オープニングセッションを支配し、素晴らしいポールラップを披露した」「しかし、今年2度目の彼の勝利の可能性はフラッグのほぼ目の前で潰えた。失望ではあるが、ルクレールがどんどん良くなっていることは明らかであり、彼のレースやレース後の状況への対処は大きな成熟を示している」「この二人の若者は、間違いなく今後10年間でF1の輝かしい未来を約束するものだ」