F1は、今週末のF1スペインGPからファンとのエンゲージンメントを高める新たな企画を開始した。F1の新オーナーであるリバティ・メディアは、ファンのためにグランプリ週末をより魅力的なものにすることを公約に掲げており、今週末のバルセロナから“ファン・フェスティバル”が導入された。
ファン・ゾーンは生まれ変わり、レーシングシミュレーターや200mのジップライン、ピットストップチャレンジなどが設置され、さらにパドッククラブのパスを勝ち取るチャンスや、F1チームとの写真撮影会、サーキットでの2シーターマシン搭乗体験なども用意されている。パドック・クラブのパスを持っている観客は、さらに間近でガレージやチーム、ドライバーを見学することが可能となり、ドライバーズパレード用のトラックでサーキットツアーに出掛けることができるオプションがつく。F1商業部門のマネジジングディレクターを務めるショーン・ブラッチズは「F1は大きな進化を遂げている最中であり、スペインGPはブランドの歴史における画期的な瞬間となることだろう」とコメント。「当初より、我々はファンにアクションにもっと近づいてもらい、スポーツの魅力を広げることに力を入れたてきた」「今週末のファン・フェスティバルの開始はこの行程の始まりとなる。今シーズン以降、このやり方でレースを活性化することに興奮している」