リバティ・メディアは、F1買収に関して必須となる全ての承認を反トラスト当局から得たと述べた。リバティ・メディアは、大株主のCVCキャピタルパートナーが率いるコンソーシアムからF1の株式を取得して筆頭株主になることに同意している。今週初め、リバティ・メディアは投資家から15億5000万ドル(約1820億円)の増資を受けることを発表。買収実現にむけて前進した。
だが、買収を完了するためには3つの基準を満たす必要があり、その一つが様々な国の反トラスト当局から承認を受けることだった。リバティ・メディアは、今それが達成されたことを発表した。取引はまだ株主の承認が必要となり、1月17日に特別株主総会が開かれる。全てが問題なく進めば、リバティ・メディアは2017年の第一四半期の終わりまでに取得を完了させると予想されている。