リアム・ローソン(レーシングブルズ)は、2026年F1シーズンの開幕2戦で着実なパフォーマンスを見せ、昨年の苦境からの大きな巻き返しを印象づけている。2025年はレッドブル昇格後わずか2戦でシートを失う厳しい展開となったが、今季は開幕戦オーストラリアGPこそ13位に終わったものの、中国GPでは7位入賞。再び存在感を示す結果となった。
ローソンは昨年を振り返りつつ、現在の状況について安堵の思いを語った。「いい流れだと思う」「メルボルンではかなり速かったけど、中国では間違いなく速くはなかった。それでも平均的なペースの週末から良い結果を拾えた」「今後スピードを見つけることができれば、僕たちはかなり良いポジションにいられると思う」中国GPでは予選14番手からのスタートながら、レースでの戦略と安定した走りにより7位までポジションを上げた。マクラーレン勢のリタイアやマックス・フェルスタッペンの途中棄権といった展開もあったが、そのチャンスを確実に活かした形だ。ローソンは、結果の裏にあるチームの総合力の重要性を強調する。「レースウィークエンドでは、たとえクルマが速くてもやるべきことはたくさんある。戦略面やレースペース、タイヤをうまく管理することも含めて、レースを通して良いクルマである必要がある」「僕たちの持っていたスピードを考えれば、パッケージは最大限に引き出せた。これは良い結果だし、チームの努力に大きな称賛を送りたい」「この結果はみんなのモチベーションになるはずだ。なぜなら、ペースさえ見つかれば、さらに良い位置に行けると分かっているからだ」昨年の不安定な立場から一転し、確かな評価を取り戻しつつあるローソン。レーシングブルズとともに、さらなる飛躍に向けた土台を築き始めている。