リアム・ローソンは、F1エミリア・ロマーニャGPに向けた準備において、レーシングブルズのチームメイトであるアイザック・ハジャーと「完全に異なるセットアップ」を選択したことを明かした。F1がヨーロッパラウンドへと戻るなか、ローソンはいまだ今季ノーポイント。金曜のフリー走行では、FP1・FP2ともに15番手で終えた。一方のハジャーは、FP1で19番手だったが、FP2では7番手まで順位を上げた。
この「セットアップの分岐」について、ニュージーランド出身のローソンは次のように語っている。「正直に言って、FP1はそれほど悪くなかったと思う」「全体的に見て改善の余地があると分かっていたから、FP2に向けていろいろ試したんだ」「僕たちはそれぞれ異なる方向性を取って、マシンに関する良い手がかりを得ようとした。その結果、確かな収穫があったし、それはポジティブなことだと思う。明日に向けて、それを活かしていきたい」「もちろん、Q3進出を目指している。でも現時点ではまだ判断が難しい。すごく僅差の戦いだし、どのチームもまだ進化している」「今回はチームメイトの側で大きな進歩があったから、それを自分たちの方でも取り入れて、さらに一歩前に進めればと思っている」