リアム・ローソンが、2023年F1第16戦シンガポールGPへの意気込みを語った。負傷したダニエル・リカルドの代役としてスクーデリア・アルファタウリからF1に参戦しているリアム・ローソン。1戦目の雨に見舞われたザントフォール、2戦目の超ローダウンフォースのモンツァに続き、3戦目はナイトレースのストリートサーキットであるシンガポールと癖の強いレースが続く。
「まだ学ばなければならないことがたくさんあるとはいえ、ザントフォールトよりもモンツァの方が間違いなく快適に感じた。この種のマシンにもっと快適に乗れるようになると、かなり大きな違いが生まれる。2つのレースを走ったことで、非常に重要なタイヤコンパウンドの違いについてもより理解できるようになった」とリアム・ローソンは語った。「モンツァは、ポイント圏内でフィニッシュしたのは残念だったけれど、かなり成功だったと思う。もしスタートがもっとうまくいっていたら、状況は変わっていたかもしれないけど、そこから学ぶことができたし、これからが楽しみだ」「去年はリザーブドライバーとしてシンガポールにいた。子供の頃、お気に入りのサーキットだった。ナイトレースだし、見た目もクールだった。F1ゲームでよく遊んでいた。実は父が毎年、シンガポールGPに連れて行ってくれると約束してくれていたんだけど、結局一度も行けなかった。でも、今週末のグランプリに彼が来てくれることになっているので、実際には僕が連れて行くことになったね!」「体力的に非常にタフなレースであることは分かっているし、このような状況でF1に放り込まれると、世界中であらゆるトレーニングを受けても、やはり適応するのは難しい。非常に難しいレースになるだろうけど、そのためにトレーニングを積んできたし、準備できることはすべてやってきた」「昨年、夜間のルーティンを経験した。ああいう週末を過ごすのは、正直言ってクールだ。普段とは少し違う。もちろん、最大の調整はトラックに慣れることだろう。シムでしか走ったことがないし、ストリートサーキットはおそらく再現が最も難しい。自信がないとできないし、トラックに慣れていない、あるいはF1に慣れていない僕にとっては、週末の早い段階で自信を持つのはかなり難しいことなんだ」「正直なところ、モンツァのようにできるだけ多くの周回を重ねることを目指したい。あそこではそれが目標だったし、同じような感じになるだろう。基本的にストリートサーキットが好きで、例えばモナコは大好きなので、シンガポールも楽しみたいと思っている」