2018年のル・マン24時間レースの予選2回目が6月14日(木)にサルト・サーキットで行われ、トヨタ TS050 HYBRIDの8号車が暫定ポールポジションを維持。トヨタ7号車も総合2番手に続き、トヨタが1-2体制をキープした。ル・マン24時間レースは、3回の予選セッションが行われ、それら予選3セッション中の最速ラップタイムで決勝のスターティンググリッドが決定する。
予選2回目のトップタイムを記録したのはトヨタ8号車を駆ったフェルナンド・アロンソ。LMP2とGTE Proの多くの事故によって妨げられることになり、2回のアタックラップしかできず、タイムは3分18秒012。前日に中嶋一貴が記録したタイムより役0.8秒遅かったが、暫定ポールポジションを維持した。2番手タイムはトヨタ7号車。ホセ・マリア・ロペスが3分19秒860をマークしたが、こちらも前日のタイムを超えることができなかった。マイク・コンウェイがダントップで2度コースアウトを喫するなど、ひやりとする場面もあった。以下、LMP1クラスは2台のCEFC TRSM Racingを除いて予選1回目のタイムを超えることなくセッションを終了している。LMP2クラスNo.48 IDECスポーツ/オレカ07・ギブソンがトップをキープ。GTE Proクラスは、No.93 ポルシェ GTチーム/ポルシェ 911 RSRが首位に浮上。以下、92号車、91号車が続いて、ポルシェが1-2-3体制となった。GTE AmクラスはNo.54 スピリット・オブ・レース/フェラーリ488 GTEが首位に浮上した。なお、予選2回目では、残り25分ではLMP2クラスのNo.47 チェティラー・ヴィッロルバ・コルセ/ダラーラP217・ギブソンが第1シケインで大クラッシュ。そのまま赤旗終了となった。そのため公式予選3回目は予定より30分早めて実施される。