2017年 ル・マン24時間レースは20時間が経過した時点で総合首位を快走していたポルシェ 1号車(ニール・ジャニ/アンドレ・ロッテラー/ニック・タンディ)にまさかのトラブル。アンドレ・ロッテラーがステアリングを握ってトラブルフリーで318周目に突入していたポルシェ 1号車。だが、ロッテラーは無線でオイルプレッシャーの低下を報告。マシンはスローダウン。
トヨタの2台と同様に不運にもピット出口付近での発生だったため、バッテリーが持たずストップ。現在、ロッテラーがなんとかマシンをピットに戻そうと作業を続け、ピットもバックアップ体制を整えている。残り3時間31分の時点で、総合2位のLMP2クラス Jackie Chan DC Racing #38号車との差は9周。もう一台のポルシェ #2号車は3周差の総合5位まで順位を上げており、このまま走行できれば総合トップでレースを終えられる可能性がある。LMP1クラス3位のトヨタ #8号車は総合13位まで順位を上げている。LMP2クラスはJackie Chan DC Racing #38号車が、2位のVaillante Rebellion #13号車に2周差をつけてトップ。3位にはSignatech Alpine Matmut #35号車が浮上している。GTE Proクラスは、トップ5が引き続き僅差でレースを展開。アストンマーティン、ポルシェ、コルベット、フォード、フェラーリが同一周回でレースを続けている。GTE Amクラスは、JMW Mortorsport #84号車が首位をキープ。2位にはSPIRIT OF RACE #55号車、3位にはScuderia Corsa #62号車とトップ3をフェラーリが占めている。澤圭太が走らせるClearwater Racing #61号車は5位につけている。関連:【動画】 2017年 ル・マン24時間レース 決勝ハイライト