ル・マン24時間レースは午前3時を迎え、12時間を経過。長いレースはようやく折り返しを過ぎた。疲労や眠気と戦いながらの夜間走行で、コースアウトやクラッシュも頻発する中、TOYOTA GAZOO Racingの2台のTS050 HYBRIDは僅差の1-2体制で着実に周回を重ねている。アクシデントによるセーフティカー導入で2台の差は一時1分以上に広がったものの、その後のセーフティカーでマージンが帳消しとなり、レース折り返しの12時間経過時点では、その差は僅か9秒ほど。
ドライバーは7号車がマイク・コンウェイから小林可夢偉へ、8号車はセバスチャン・ブエミからフェルナンド・アロンソへと交代し、ノートラブルでの走行を続けている。ホセ・マリア・ロペス(7号車):自分の走りは悪くはなかったと思いますが、セーフティカーとその後のスローゾーンで1分半ほどタイムをロスしました。8号車との僅差のバトルとなり、じりじりと差を広げていましたが、オーバーランによりタイヤが汚れてしまったために、気持ち良く走れるようになるまで数周が必要でした。そのためその後は堅実に走行しました。これからの後半戦も我々は僅差の素晴らしいバトルを続けるだろうと確信しています。中嶋一貴(8号車):目まぐるしく状況の変わる展開でした。我々8号車と7号車のギャップは、セーフティカーやスローゾーンで何度も大きく変化しました。私は冷静に、とにかくリスクを最小限にして走り続けることに集中しました。多くのことが起こった結果、現時点では2台の差は非常に小さいですが、まだレースは半分を終えたばかりですし、これまでの走りには満足しています。TS050 HYBRID 7号車 (マイク・コンウェイ、小林可夢偉、ホセ・マリア・ロペス):12時間経過時順位: 1位, 189周TS050 HYBRID 8号車 (セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴、フェルナンド・アロンソ):12時間経過時順位: 2位 (トップと8秒623差), 189周WEC 第8戦 ル・マン24時間 12時間経過時順位(LMP1クラス) 順位No.ドライバー名チーム/車種周回トップとの差17マイク・コンウェイ小林可夢偉ホセ・マリア・ロペスTOYOTA GAZOO Racing/トヨタ TS050 HYBRID18928セバスチャン・ブエミ中嶋一貴フェルナンド・アロンソTOYOTA GAZOO Racing/トヨタ TS050 HYBRID1898.62333トーマス・ローランナタナエル・ベルトングスタボ・メネゼスレベリオン・レーシング/レベリオンR13・ギブソン1872 Laps411ヴィタリー・ペトロフミカエル・アレシンストフェル・バンドーンSMPレーシング/BRエンジニアリングBR1・AER1863 Laps51ニール・ジャニアンドレ・ロッテラーブルーノ・セナレベリオン・レーシング/レベリオンR13・ギブソン1836 Laps617ステファン・サラザンイゴール・オルトツェフセルゲイ・シロトキンSMPレーシング/BRエンジニアリングBR1・AER16326 Laps74トム・ディルマンオリバー・ウェッブパオロ・ルバーティバイコレス・レーシング・チーム/エンソ・CLM P1/01・ギブソン15039 Laps810ヘンリク・ヘドマンベン・ハンリーレンジャー・ヴァン・デル・ザンデドラゴンスピード/BRエンジニアリングBR1・ギブソン76113 Laps関連:2019年 ル・マン24時間レース | 無料Webライブ配信
全文を読む