井原慶子は、ル・マン24時間レースをマシントラブルによリタイアで終えた。井原慶子のLM2クラスにガルフ・レーシングから参戦。昨年は第1走者のドライバーのクラッシュにより、1周も走れずに終わっていた井原慶子だったが、今年は走行のチャンスを得た。しかし、マシンにトラブルが発生。完走は果たせなかった。
井原慶子「去年一年間の経験をもとに、今年こそは完走を目指しチーム一丸となって頑張った今年のル・マンでしたが、残念ながら午前1時30分、リタイアとなりました。第一ドライバーのファビアン(ジロワ)がドライブ中に発生したマシンの振動が悪化し、ピットインを繰り返しながら修復を試みました。メカニック、エンジニアは、9時間もかけてほぼすべてのパーツを交換・調整してくれましたが、レース続行は不可能と判断しました。残念ですが、チーム全員、やれることはすべてやったので、悔いはないです。今年のWECはまだまだ続きます。10月の富士では、また皆さんに喜んでいただける結果を出せるよう、頑張ります」