フォードは、2016年に新しいGTプログラムとともにル・マン24時間レースに復帰することを正式発表した。フォードは2016年、世界耐久選手権(WEC)とユナイテッド・スポーツカー選手権(USC)の両方にフル参戦する。新しいGTプログラムは、USCプロトタイプでフォード製エンジンを使用していたチップ・ガナッシ・レーシングが運営する。
車両には、フォードのフラッグシップカーであるGTが使用され、USCで使われていた3.5リッター V6ツインターボエンジンを搭載する。フォード GTのレースカーは、来年1月のデイトナ24時間レースでデビューを飾る予定となっている。タイヤはミシュランが供給。ドライバーは発表されていないが、ガナッシのUSCドライバーであるスコット・ブルーイットが記者会見に参加した。フォードのビル・フォード会長は「我々は帰ってきます」とコメント。「我々はスーパーカーでル・マンに復帰します」チーム代表のチップ・ガナッシは「我々はレースとチャンピオンシップに勝ってきましたが、これまでル・マンを走ったことはありません」とコメント。「世界最大のスポーツカーのステージ、そして、レース史で最もも名高い勝利の50周年に新型フォード GTでレースをする機会を示されたとき、どんあレースチームでもその一員になることを望まないことはできるでしょうか?」「挑戦か? まったくその通りです。ですが、フォード以上に良いパートナーはいません」2016年は、フォードが1966年にGT40でル・マンの表彰台を独占してから50周年となる。
全文を読む