アストンマーティンは、2021年のル・マン24時間レースにレッドブルのエイドリアン・ニューウェイがデザインしたハイパーカー『ヴァルキリー』に投入することを発表した。6月14日(金)午前中、ACO(フランス西部自動車クラブ)はマニュファクチャラーなど諸関係者と共に協議を重ね、2020年秋に始まる2020-2021年シーズンからWECに導入される新世代の耐久レース用車両で争われる最終確定した新技術レギュレーションを発表した。
アストンマーティンは、6.5リッター 自然吸気V12エンジンを搭載するヴァルキリーで2021年のル・マン24時間レースに参戦することを発表。2台で参戦することになると見られている。アストンマーティンのCEOを務めるアンディ・パーマーは「我々はいつか勝利を狙える正しいタミングでアストンマーティンをル・マンに連れて帰るつもりだと言ってきた。今こそ、その時だ」とコメント。「デビッド・ブラウンは1959年に勝てるクルマとドライバーノチームとともにここにやって来た。我々は2021年に同じことをするつもりだ」「アストンマーティン・ヴァルキリーは、ACOの新しい“ハイパーカー”ルールの枠組みに完全に収まっており、そのような挑戦への準備は整っている」「モータースポーツのトップレベルで競争するためのこれまでの経験と知識のすべてをもたらし、我々は成功のために必要な材料でこの最も野心的なプロジェクトに乗り出す」「ミュルザンヌ・ストレートでアストンマーチンのV12が闇を切り裂いて雄叫びを挙げ以上に刺激的ばものはあるだろうか?」アストンマーティンの副社長を務めるデビッド・キングは「FIA世界耐久選手権とル・マン24時間は世界で最も過激なハイパーカーであるアストンマーティン。ヴァルキリーとって究極の挑戦だ」とコメント。「公道での境界線を広げることを目的として設計および製造されており、コースで実力を測れる開発の次の段階に進むことは自然な結論だ」「世界選手権、そして、最も権威があり有名なすべてのレースに出場すること以上に良い方法は考えられない」
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