F1ラスベガスGPのチケットの「手頃な」新価格を世界で最も尊敬されているスポーツ専門誌のひとつが「狂気」だと非難した。華やかで物議を醸すラスベガスグランプリのCEO、レネー・ウィルムは、昨年の第1回大会のイベントで提示された法外な高額チケット料金に対する批判を受け、今週、立ち見席の一般入場エリアについて「より手頃」な価格を発表した。
「私たちは、より多くのファンにラスベガスGPを楽しんでもらえるよう、価値を提供し、商品ラインナップを拡充することに継続的に努めています」とレネー・ウィルムは語った。しかし、3日間の料金は、税や手数料を合わせると驚きの1,350ドル(約21万円)となる。「自由席が1,000ユーロ以上もするなんて!」とLa Gazzetta dello Sportのジャーナリスト、ヤコポ・モレッティ氏は叫んだ。「狂気の沙汰だが、ラスベガスでは違う。良いニュースは、食べ物と飲み物が無料であることだ」また、モレッティはフェラーリのドライバーであるシャルル・ルクレールが、ラスベガスはすでに富裕層のためのレースと化していると懸念していることを認めたと伝えた。「F1がこれを考えていることを願っている」と彼は言った。「今は高価なイベントがたくさんあるけど、このスポーツの真のファンはサーキットに来る余裕がない」「これは対処しなけえばならない問題だ」