ランド・ノリスがF1ベルギーGPの予選で圧巻の走りを披露し、グランプリ本戦でのポールポジションを獲得。スプリント予選での不振を払拭する形となった。スパ・フランコルシャンで行われたスプリント予選では、チームメイトのオスカー・ピアストリに0.6秒近く遅れをとっていたノリス。しかし本予選では状況を一変させ、自身初となるベルギーでのポールを決めた。
ノリスはその一発についてこう語った。「悪くないラップだったと思うし、もちろんハッピーだ。昨日の結果を見て、みんなかなり心配してたみたいだけどね」「でも実際には、それほど悪くはなかった。ちょっとした問題があっただけで、自分としては昨日の時点でも、そして今日に入ってからも自信はあった。だからこうしてトップに戻れたのは嬉しい」批判への反論「作り話ばかりだ」スプリントではピアストリに大きな差をつけられたが、ノリス自身は不安を感じていなかったという。「0.3秒なんてスリップストリームの差だし、ピットレーンで最初に出られなかっただけなんだ。心配するようなことじゃなかった。でも人って、すぐに色々作り話をするからね…」「僕自身は調子が良かったし、マシンも今週末ずっと速かった」「オスカーは素晴らしい走りを続けているし、僕たちはお互いにプッシュし合ってる。彼も言ってたように、強みと弱みがはっきり見えるから、本当にタフなバトルだよ。でもそこから多くを学べるし、良い関係だと思う」決勝は雨の可能性も「どっちでも構わない」ノリスはこれで2戦連続ポール。前戦の勝利に続き、好調ぶりをアピールしている。日曜は雨の予報も出ており、レース展開が大きく揺れる可能性もあるが、今季オーストラリアとイギリスでウェットコンディションの中勝利を収めているノリスにとっては心配材料ではない。「正直、ドライで走れたら嬉しいけどね。ファンのためにも。その方がいいレースになるんじゃないかな」「ここは10年くらいずっと雨だから、日曜くらいは晴れてもいいと思う。でも、ドライでも雨でも、その中間でも構わないよ。スパでは普通のことだし、楽しみなレースになるはずさ」
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