マクラーレンF1のランド・ノリスは、F1エミリア・ロマーニャGPの金曜フリー走行でチームが圧倒的な速さを見せたものの、予選では他チームが差を詰めてくると予想しており、楽観視はできないと語った。ノリスはFP1とFP2のいずれでもオスカー・ピアストリに次ぐ2番手タイムを記録。チームメイトとの差はそれぞれ0.05秒未満だった。
それでもノリスは、予選ではマクラーレンのアドバンテージが縮まる可能性があると指摘する。「僕らは毎回、金曜日は他より良く見えるけど、予選になるとみんな追いついてくる」とノリスは述べた。「だから現時点では楽な立場にはいないと思う。まだやるべきことは残っている。アルピーヌは速かったし、ここではいつも速い。そしてレッドブルもエンジンを本気で回せば追いついてくるだろうし、メルセデスも調子を上げてくるはずだ」マクラーレンは今季6戦中5勝を挙げており、前戦マイアミではピアストリがノリスを従えて1-2フィニッシュを達成しているが、ノリスは依然として警戒を怠らない構えだ。