ランド・ノリスは、F1日本GPの金曜日のプラクティスに心強いラップタイムを記録したにもかかわらず、マクラーレンのMCL60を「めちゃくちゃ」だと評した。前戦シンガポールGPで2位表彰台を獲得したノリスは、鈴鹿サーキットでの金曜日の両方のセッションで3番手につけた。ノリスはペースセッターのマックス・フェルスタッペンに0.4秒差でこの日を終え、フェラーリのシャルル・ルクレールが2番手につけた。
「ペースはあったし、今日はかなり良かった」とノリスは語った。「金曜日にレッドブルや上位陣と最も接近できたタイムのひとつかもしれないし、ペースの観点からは心強いことだと思うけど、クルマのフィーリングはかなりめちゃくちゃだ。ある意味、大多数にとってそうだと思う」「とにかくグリップが低い。特に僕たちだけではないと思う。ほんの一握りだ。それを少し落ち着かせてバランスを整えることができれば、僕たちにとってはいい1日になると思う。ペースはいい。運転するのが難しいだけだ」ノリスは、自分とマクラーレンが、フェルスタッペンに続くベスト・オブ・ザ・レストの座をマクラーレンとともに狙えると考えている。「ポールポジションを獲得できるとは思えない。レッドブルは現時点では通常のレッドブル[のこと]をやっているからね」とノリスは語った。「でも、僕たちはそう遠くないところにいると思う。燃料を減らしたり、エンジンを回したりすることで、もう少し近づくことができるはずだ」「ポールポジションに挑戦するのはおそらくかなり大きなタスクであり、おそらくかなり遠すぎると思うけど、今日はあまり良くなかったかもしれないメルセデスに挑戦し、フェラーリやかなり良さそうなアストンに挑戦することはできるだろう。明日は戦いになると思う」