マクラーレンのランド・ノリスは、2023年F1イギリスGPの予選での素晴らしいパフォーマンスを受けて、決勝でもトップ5以内のポジションを維持できることを期待していると語った。ノリスは2023年F1シーズン7度目のポールポジションを獲得したマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)とフロントローに並ぶ。
アップグレードされたMCL60でのマクラーレンのここ2週間のペースは注目に値する進歩を見せており、ルーキーのオスカー・ピアストリもシルバーストンでの予選で3位に入った。先週末のレッドブルリンクでのレースを4位で終えているノリス、今回も同じような結果を残せると自信を持っている。「オーストリアを見れば、こことは大きく異なるサーキットであることはわかっているけど、予選で非常に良いパフォーマンスを発揮できた」とノリスは語った。 「レースでは、それなりに取り返すことができた」「希望を持ちたい。今年がどんな年だったか、そして、日曜日になると特定のトラックでどんな展開になるのかを考えれば、普段は日曜に期待などしていないんだけどね」「でも、今日の僕たちのペース、金曜日の僕たちのペースを見れば、明日はいいレースができると信じられるし、希望も持てる」「フェルスタッペンと競り合うほどではないかもしれないけれど、5位以内を目指して戦うには十分だ」マクラーレンの劇的な復調は、開発目標に届かず後方に低迷していた苦しいスタートダッシュに続くものだ。アップグレードされたパッケージがかなりの前進であることが証明されたことで、マクラーレンはよりポジティブな見通しを持ってレースウイークエンドを迎えているとノリスは語る。「予選前の)期待が低かったとは思わない」とノリスは語った。 「ウエットだったりドライだったりする予選では、何が起こるか予想するのは常に難しいものだ」「でも、早い段階で速いクルマが何台かノックアウトされたことで、僕たちがここに座っているチャンスが広がったと思う。でも、僕の金曜日はそれほど良くなかった。FP3はコンディションが少し難しかった」「週末を通じてあまり自信はなかったけど、大事なところでなんとか自信を取り戻すことができた。だから満足している」