F1イタリアGPでマクラーレンのチームメイトであるダニエル・リカルドの勝利のお祝いに付き合わされたランド・ノリスは、あれが最初で最後の“シューイ”になることを望んでいると語る。ダニエル・リカルドは、表彰台で汗をかいたレーシングシューズにシャンパンを入れて飲み干す“シューイ”を演じることで有名。他のトップ3フィニッシャーやチーム代表らはそれに付き合わされるのが恒例となっている。
F1イタリアGPでサプライズ勝利を果たしたダニエル・リカルドはその伝統を維持し、2位のランド・ノリスとマクラーレンのCEOであるザク・ブラウンが付き合わされた。3位でフィニッシュしたメルセデスのバルテリ・ボッタスは儀式を免れ、穏やかにその光景を見守った。初めての“シューイ”体験について質問されたランド・ノリスは「大丈夫だったよ」と Crash.net と語った。「いずれにしろ、僕はあの種の飲み物の大ファンではないけど、それに2時間のダニエルの汗が染み込んだシューズが追加すされると・・・」「他の人にはあれを試すことはあまりお勧めできないね。二度とやる必要がないことを願っている。でも、シーズン序盤くらいに僕たち一緒に表彰台に立つことになれば、それをするだろうと言った覚えがある」「だから、僕はそれを守ったし、喜んでやったよ。ザクもやっていたね。彼は本当にそれを愛していたと思う。クールだった。クールな体験だったよ。みんなにとって良い思い出だ。嫌いなだけで、楽しかったよ」控えめな性格のバルテリ・ボッタスが“シューイ”のお祝いに巻き込まれることをなんとか回避したことはおそらく驚くべきことではない。表彰台を頻繁に上がっているボッタスだが、まだシューイは経験していない。しかし、ダニエル・リカルドがそのことを認識した今、将来、それは変わる可能性がある。「いいや、やったことはない。ずっとにそれをかわすことができた」とバルテリ・ボッタスは語った。その発言に対し、ダニエル・リカルドは「ありえない! やったことがあると思っていた! だから、やらせなかったんだ」とコメント。過去に“シューイ”にやらされた関係者には、ルイス・ハミルトン、マーク・ウェバー、クリスチャン・ホーナー、マックス・フェルスタッペン、ニコ・ロズベルグ、ランス・ストロール、マーティン・ブランドルがいる。