マクラーレンF1のランド・ノリスは、F1ハンガリーGPのオープニングラップで多重クラッシュを引き起こしたバルテリ・ボッタスは“ヒーローになろうとしていた”として批判した。バルテリ・ボッタスは、1コーナーへのブレーキングでランド・ノリスに追突。ノリスはマックス・フェルスタッペンに追突し、ボッタスはその後セルジオ・ペレスに追突した。
バルテリ・ボッタス、セルジオ・ペレス、ランド・ノリスはレースからのリタイアを余儀なくされ、マックス・フェルスタッペンはマシンにかなりのダメージを負った。ランド・ノリスは、このリタイアによって15戦連続でのポイント獲得が途絶えた。「もちろん、腹が立っている。僕は3番手だったからね」とランド・ノリスは語った。「スタートはとても良かったのに、1周目でもうゲームオーバーだ。あまりにハードだった人がいたせいで、ここ(インタビューエリア)に4~5人がいる。彼らはヒーロになれると思ったんだろうね。勝手にブレーキをミスって全員のレースを台無しにした。僕にとって長いレースではなかった」「誰だって滑りやすいことはわかっているはずだ。ウェットなんだしね。誰もがどこかでミスを犯すし、それが1周目のこともあるけど、それでも1周目だ。レースは長い。ボッタスははるかに速いクルマを持っているし、レースのどこかの時点で僕を追い抜いていただろう。あのようなことをしようとするなんて、彼らの心に何が起こるのかは分からない」6番グリッドから素晴らしいスタートを切って3番手に順位を上げていたランド・ノリスは、F1キャリアで成し遂げたなかで最高のスタートのひとつだったと語った。「ぶつけられたとき、感情の真逆になったけどね」とランド・ノリスはコメント。「おそらくこれまでで最高のスタートのひとつだったし、3番手まで順位を上げていた。ブレーキングゾーンでのあのような小さな接触が大きな影響を与える可能性がある。ブレーキで限界を攻めなくても、グリップが非常に低いので、スピードを少し上げるだけですべてが終わることもある」「ボッタは勝手にブレーキをミスって僕にぶつかってきたし、マックスにぶつかるまで僕はパッセンジャーだった。。最悪だけど、僕にできることは何もなかった。僕の仕事はとても良いスタートだったし、必要があるすべてをやった。でも、自分のせいではないミスで僕はここであなたと話をしている」ランド・ノリスは、バルテリ・ボッタスが事件を謝罪したことを明らかにした。「言うことはあまりない。僕のせいではないしね」とランド・ノリスは説明した。「彼はち僕のことろにやって来て謝罪した。謝罪は素晴らしいことだけど、結果は変わらない。レースの1周目で馬鹿なことをする必要はない。でも、それが今日の彼らがやったことだ」