F1アゼルバイジャンGPの予選で赤旗違反でペナルティを科せられたランド・ノリスの苦情は、F1レースディレクターのマイケル・マシに軽くあしらわれた。マクラーレンF1のランド・ノリスは、F1アゼルバイジャンGPの予選Q1で赤旗が出た際にすぐにピットに入らず、もう1周することを決断。赤旗が出た場所が考慮され、通常なら5グリッド降格のところを3グリッド降格に減刑されたが、3点のペナルティポイントが科せらえた。
ランド・ノリスは、スピードに乗っていたため、コースに留まった方が安全だと判断したとして、ペナルティを“不公平”だと批判したが、マイケル・マシはこの苦情に完全に却下した。「公平を期すために、最初の部分だが、カートからF1に至るまで、赤旗が提示されたときの意味は非常に明確だ」とマイケル・マシはバクーでレポーターに語った。「すぐに減速し、すぐにピットレーンに入る。そこに曖昧さはなく、初めてのカートイベントに参加する6歳児からF1に至るまで、すべてのサーキットレースで一貫している」「ペナルティポイントと実際のペナルティ自体に関して、スチュワードは明らかに、インシデントで適切と思われるペナルティとペナルティポイントを適用できる。彼らにはそれに使用するためのガイドラインがある」「だが、この状況ではペナルティは厳しく、状況を緩和するため、ガイドラインに書かれていることを適用しない方が適切であると判断した」「だが、ペナルティポイントに関しては、彼らは赤旗違反であることが適切であると感じた」グリッドペナルティを克服し、トリッキーなレースにも関わらず、ランド・ノリスはバクーで5位でフィニッシュ。2021年シーズンの全6戦でポイントを獲得した唯一のドライバーとなった。「かなり強烈だった」とランド・ノリスはレース後に Sky F1に語った。「良いことの1つは、グリップが非常に高く、燃料が少なく、新しいラバーがあることだと思う。本当に予選のレースのようだった」「クールだ。自分たちの思い通りに走り、2つのポジションを獲得できた。それが僕が幸せな理由だと思う。僕たちにとってさらにポジションを獲得するチャンスし、それを達成できたので、そのことに感謝している」
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