マクラーレンのランド・ノリスは、今年のF1デビューシーズン前は“あまり自信がなかった”と明かし、自分に十分な競争力があるのかどうか心配していたと語る。2017年にヨーロッパF3タイトルを獲得し、2018年にFIA-F2をランキング2位で終えたランド・ノリス(19歳)は、今年、マクラーレンでF1デビュー。F1史上4番目に若いドライバーとなった。
ランド・ノリスは、21戦のうち11戦で入賞を果たし、14回予選Q3に進出。ドライバーズ選手権を11位で終えた。「シーズン全体の自分自身とチームの内容は非常に満足できるものだったと思う。自分自身にもたくさんの良いことがあった」とランド・ノリスは語った。「シーズンに入り、自分のやり方にあまり自信が持てなかったので、自分が間違っていたことを証明し、良い仕事をして、ドライバーとして自信をつけて向上できたことを嬉しく思っている。それについてとても満足している」「自分が十分にうまくやれるかわからなかった、それくらいシンプルなことだ」「マクラーレンで、F1で4年を過ごした、多くの優れたドライバーと戦ってきたドライバー(カルロス・サインツ)に対して、十分な速さでを示せるかどうかわからなかった。毎回十分な仕事ができるかどうかわからなかった」「自分自身をあまり信じていなかったんだ。でも、オーストラリアとバーレーンの後、すでに多くの自信を得ていた。単純に自分が追いつくことができるかどうかわからなかった」ランド・ノリスは、いつフルタイムのF1レースシート昇格しても、同じように感じるだろうと語った。「もう一年テストを行ったとしても、同じだったと思う」とランド・ノリスはコメント。「予選へのプレッシャー、レースへのプレッシャー、どれだけ多くのことを考えるかという点で基本的に準備できないものに取り掛かることになるからね」「プレシーズンテストなどで練習できることはたくさんあるけど、それでも予選とレースを行う瞬間にすべてが変わる。人々とレースをするときのプレッシャーはテストとはまったく異なる」「テストでフェルナンド(アロンソ)やストフェル(バンドーン)と同じくらい速かったこともあったし、それは少しは自信を与えてくれたけど、それは予選とレースでそれが出せるかという点でオーストラリアに行くことには何も意味をなさなかった」「やっぱり完全に異なっていたし、もう一年テストをしていたとしても、そのことについて感じたことは変わらなかっただろう」
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