レーシング・ポイントF1のランス・ストロールは、F1エミリア・ロマーニャGPの決勝での最後のピットストップでオーバーシュートしてメカニックを吹っ飛ばすという危険な場面があった。オープニングラップでエステバン・オコン(ルノー)との接触によってフロントウイングを破損したランス・ストロールは、1周目にハードタイヤに交換して最後尾に下がり、厳しい戦いを強いられていた。
そして、セーフティカー導入中の52周目に3回目のピットストップをしたランス・ストロールは、ピットボックスをオーバシュートしてメカニックを吹っ飛ばした。幸い、メカニックに怪我はなかった。「本当に難しい一日だった」とランス・ストロールはコメント。「1周目のエステバン(オコン)との接触は僕のレースを本当に台無しにしたし、フロントウイングに大きなダメージを負った。スタートでいくつか順位を上げることができていたので残念だ」「接触の後、1周目の終わりにピットインしてハードタイヤに交換したけど、ここはオーバーテイクが難しいので、混乱したレースにならなければ、多くの順位を上げることが難しいことは分かっていた」「最後のピットストップではブレーキが本当に冷えていて、ピットボックスをオーバーシュートしてしまった。メカニックが無事だと聞いて本当にうれしい。それが一番重要なことだ」「今日から得られるポジティブなことはそれほど多くないし、希望を持って進んでいくしかない。トルコで峠を越すために懸命に仕事をしていくつもりだ」 この投稿をInstagramで見る FORMULA 1®(@f1)がシェアした投稿 - 2020年11月月1日午前10時50分PST