ランス・ストロールが、今年のF1の“シリーシーズン”の主役になるかもしれないと報じられている。Italiaracing は、ランス・ストロールの父でファッション業界の大物である大富豪のローレンス・ストロールとフォース・インディアの関係を報道。フォース・インディアの共同オーナーであるビジェイ・マリヤとサブラタ・ロイは、二人とも深刻な法的問題に直面しており、フォース・インディアは2018年にチーム名称から“インディア”を外すことを検討している。
フォース・インディアは、印象的なパフォーマンスを見せているが、潤沢な資金力を持つチームに対してパフォーマンスの限界に当たっており、ビジェイ・マリヤは、チーム名の変更がより多くの投資を引きつけることを願っている。「我々のポケットにもう少しの資金があれば、我はその段階を踏み出し、一貫してトップ3を争えるようになるのは確実だろう」とビジェイ・マリヤは述べている。報道によると、ローレンス・ストロールがフォース・インディアを買収し、息子のランス・ストロールがフォース・インディアへ移籍する可能性があるという。F1のCEOを務めるチェイス・キャリーは、ここまでの2017年シーズンのお気に入りの瞬間のひとつとして、ランス・ストロールのF1アゼルバイジャンGPでの初表彰台を挙げている。「スポーツにおいて、勝ち目のなかった者が突然成功を収めるのは素晴らしいストーリーだ」とチェイス・キャリーは Bild にコメント。「ストロールは、何か月も様々な批判を耳にしなければならなかった。彼の父の資金などについてもね。そして、彼はバクーのトラックでそれに応えてみせた。私はもっと多くそれを見たい」
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