ロバート・クビサは、ラリー・スペインで今季5勝目を挙げ、WRC2クラスのチャンピオンを獲得した。今年、シトロエンでWRCに参戦する前の主要な焦点としてWRC2に参戦したロバート・クビサは、7戦中5勝を挙げる強さを見せた。ラリー・スペインでも、ロバート・クビサはライバルがクラッシュで後退するまでにすでにクラス内で4分のリードを築いていた。
ロバート・クビサは、常にチャンピオンシップの可能性はあるかもしれないと考えていたと述べた。「目標は違っていたけど、グラベルを素早く学ぶことができれば、良い結果を達成できることはわかっていた」とロバート・クビサはコメント。「ターマックではかなり競争力があると確信していたけど、WRCで走るのとは異なる」ロバート・クビサは、タイトルには満足しているが、まだ最終的な焦点は2011年の大事故によって中断されたF1キャリアを再開することだったと述べた。「幸せだ。でも、回復には長い道のりがある」とロバート・クビサは述べた。「今年は回復の1年目と捉え、経験を積むことに利用した」「いつかシングルシーターに戻りたいと思っていることは秘密ではない。でも、今年ラリーはとても僕を助けてくれたと思う。回復のためだけでなく、心を忙しくいておくという意味でもね」ロバート・クビサは、11月のWRC最終戦ラリー・オブ・グレートブリテンにシトロエンから参戦することが決定している。ロバート・クビサは、2014年のシトロエンのWRCシート候補に挙げられている。