ロバート・クビサは、2019年のF1シーズン限りでウィリアムズを去ることはスポンサーやチーム側からのものではなく“純粋に自分の決定”だと主張する。ロバート・クビサ(34歳)は、F1シンガポールGPの木曜記者会見の場で今シーズン限りでウィリアムズを離脱することを発表。2011年のラリー事故から8年ぶりにF1復帰を果たしたクビサだが、2020年にフルタイムのF1シートを獲得できる可能性は低く、注目を集めたカムバックは1シーズンで終了することになりそうだ。
ウィリアムズを離脱するという決定にスポンサーであるPKNオーレンからの影響はあったかと質問されたロバート・クビサは「僕の決定だ」とコメント。「もちろん、オーレンが僕の決定に従うにはいくつかの結果があることを知っているけど、これは完全に異なるトピックだ。純粋に僕の決定だった」今週、レーシングポイントのコマーシャルディレクターを務めるステファン・カーナウがPKNオーレンの本社を訪問していたと報じられ、来季ロバート・クビサはリザーブドライバーやシミュレータードライバーを務めるのではないかと報じられている。「シミュレーターの役割については、詳細を詳しく説明したくないけど、様々な機会を評価するつもりだ」「シミュレーターの役割しかなければとても驚くだろうし、来年レースをしていないことになればとても驚くだろう」ロバート・クビサのスポンサーであるPKNオーレンは、引き続きクビサをサポートすることを確認している。「僕はずっとスポーツに復帰するには多くのエネルギー、リカバーするための多くの時間が必要だと言ってきた」とコメント。「F1に加わることができたので、2019年以降もとどまりたいと思っている。今年はF1にとどまることが目標だと言っていたけど、もちろん僕の答えはイエスだ。でも、お金がすべてではない。まずはレースの喜びを少しでも取り戻せるようにする必要がある」「もちろん、今シーズンはパフォーマンスの観点から非常に厳しいものだったけど、非常に要求も多かった。長い時間離れてF1に戻ることは簡単ではない。特に僕たちたちのような困難な状況にいるときはね。それでも、チームが機会を与えてくれたことに感謝しなければならないし、今後が何をもたらすかを見ていかなければならない」「僕にとってかなり難しかったけど、それでも正しい決断をしたと思っている。僕自身もウィリアムズも、誰もがより良い結果、より良い年、より良いパフォーマンスを求めている。最終的にウィリアムズの全員にとって非常に困難で難しいシーズンになっているからね」「僕はとにかく前進しなければならない。そういうことだ。これが結果であり、僕が決定した理由だ」