ウィリアムズは25(日)に2018年F1マシン『FW41』をシェイクダウン。ロバート・クビサが走行したラップのオンボード映像を公開した。ウィリアムズは、スペインのモーターランド・アロゴンで2018年F1マシン『FW41』のシェクダウンを実施。今年チームのリザーブ兼開発ドライバーを務めるロバート・クビサがFW41の初走行を実施した。
ウィリアムズは、ロバート・クビサのラップのオンボード映像を公開。2018年から装着が義務化されるコックピット保護デバイス『Halo』越しの視界、ロバート・クビサのステアリングさばきが確認できる。2011年のラリー事故で右腕を切断寸前という重傷を負ったロバート・クビサ。右腕にはまだ怪我によって動きに制約がある。以前、ウィリアムズの最高技術責任者を務めるパディ・ロウは、ロバート・クビサが同じパドルでシフトのアップダウンを操作できるようにステアリングにいくつかの修正を施していることを明らかにしている。「ギアなどのスイッチ類にいくつか変更を施している。いずれにしろ、実際にはほとんどのドライバーが自分好みに調整している。大部分のチームで2人のドライバーのステアリングホイールは異なっている」昨年末にアブダビテストでFW40をドライブしたロバート・クビサは「僕が片手で運転していると言っている人がいる。僕は片手で運転しているわけではない。片手でF1カーをドライブするなんて不可能だと思う」と語っている。ロバート・クビサは26日からスタートするプレシーズンテストに参加。2日目と3日目の午後にFW41を走らせる。また、シーズン中にも複数回の金曜フリープラクティスでの走行が予定されている。