ロバート・クビサの父親は、クビサがまだ2018年のウィリアムズのドライバー候補から外れたわけではないと主張する。当初、ロバート・クビサは2018年のウィリアムズのシート獲得にむけた最有力候補だと見られていたが、ここに来て、複数の情報筋は、アブダビテストでクビサよりも優れたパフォーマンスを発揮し、巨額のスポンサーマネーを持ち込むセルゲイ・シートが最終的にシートを勝ち取ることになるだろうと報じている。
ロシアのメディアは、15日(金)にもウィリアムズがセルゲイ・シロトキンとの契約を発表すると伝えているが、ロバート・クビサの父アルトゥール・クビサは、以前としてクビサはまだシート獲得のためにプッシュしていると述べた。「我々はロバートをウィリアムズに入れるためにまだ戦っている」とアルトゥール・クビサは Sportowe Fakty にコメント。「我々にとって良い決定となることを期待している。クリスマス前に決まらない場合、少なくともウィリアムズの人々は時間をかけて考えることができる」「我々は彼らにロバートを信じるよう説得するために対策を講じている」アルトゥール・クビサは、その“対策”が何かについては語らなかったが、スポンサーマネーが交渉のなかで影響していることを認めている。噂では、セルゲイ・シロトキンのスポンサーであるロシアのSMPグループは1500万ドル(約17億円)の支援を約束しているとされているが、ロバート・クビサが持ち込める金額は800万ドル(約10億円)だとされている。「もちろん、ドライバーがチームにもたらすものは重要だ。スキル、経験、ドライバーのポテンシャルが決め手となる場合もあるし、資金だけが重要ではない」また Sportowe Fakty は、木曜日にロバート・クビサがグローブにあるウィリアムズのファクトリーを訪問していたと伝えている。