ロバート・クビサは、F1復帰への準備は80%くらいまできているが、レースをする見込みがないのであれば、サーキットでのF1テストは望まないと述べた。ロバート・クビサは、La Gazzetta dello Sport にF1をとても恋しく思っていると明かした。「F1にたどり着き、そこ留まるためにすべてを尽くしているけど、ある日突然、みんなが知っている通りの理由でその能力を失ってしまった」とロバート・クビサはコメント。
「だから、僕がF1を恋しくうのも当然だよね」ロバート・クビサは、当面はシトロエンから参戦するWRC2でコンペティティブな走りをすることが必要だと考えている。「まだ(F1には)右腕の動きが十分ではない。先は長いし、すべてが僕次第というわけでもない。F1でレースをするには身体的に完璧な状態ではないだろう」しかし、ロバート・クビサはブラックリーにあるメルセデスのF1シミュレーターの常連であることを認め、メルセデスもロバート・クビサがマシン開発に協力していることを認めている。だが、ロバート・クビサは「現実的に全てのサーキットではドライブできない。たとえばモンテカルロではステアリングホイールを回す回数が多いし、僕にはそれができない」とコメント。「マシンをドライブできるのは確かだ。シミュレーターでは以前と同じように走れていると感じるけれど、全てのサーキットで走れなければ(トラック)テストに意味はないさ」また、Autosprint には「フィジカル的な部分で、もちろんシミュレーターはGフォースを生み出すことはできないけど、ステアリングホイールを握る力やコントロールは本当のマシンと同じだ」「今でも、何の補助がなくても使えているけど、正直に言えば、サーキットの80%でしかドライブできないと思う」ロバート・クビサは、F1のトラックテストの予定がすでに決まっているとの噂を再度否定した。「全員に秘密にしておくことはできないからね。でも、実際は、レースの見込みがないならテストには興味ないんだ」とロバート・クビサは微笑んだ。
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