ロバート・クビサは、“すぐに”F1に復帰することはないだろうと認めた。ロータスが、ロマン・グロージャンとの新しい契約を決めかねているなか、最終戦ブラジルGPでは、チームがロバート・クビサに目を向けているかもしれないというデタラメな噂も流れた。ロバート・クビサは、2011年2月にラリーで重傷を負い、F1から離れている。
「すぐにF1カーに乗れることを期待していた」とロバート・クビサは Autoweek にコメント。「でも、うまくはいかなかった」ロバート・クビサは、マイナーなラリーイベントで少なくともレース復帰は果たしている。だが、事故でほぼ切断という重傷を負った右腕の機動性は制限されており、今はまだシングルシーターを操縦することはできない。「まだ右腕を動かすのは難しいとわかった」とロバート・クビサはコメント。「この問題を改善させるための手術をいくつか受けたが、目覚しい改善はみられなかった」「再び腕を動かすことができれば、(F1に)復帰するチャンスはあるかもしれない。でも、そうなるまでは様子をみなければならない。すぐにF1に復帰する可能性はない」ロバート・クビサは、サーキットでのレースを求めており、“ツーリングカーまたは耐久レース”を近い将来の潜在的な戦いの場として考えていることを認めた。「わからないね。でも、まもなく決定するつもりだ」ロバート・クビサは、もうひとつの選択肢はWRCだと述べたが、“最高の結果を争う”ことはできないかもしれない。「現在、いろんな人と話をしている。年末までに全てが決まるだろう」ロバート・クビサが、WRC参戦を選択した場合、少なくとも2015年までF1に戻ることはないだろう。「2014年に何をしているかまったくわからない状態で、来年11月を探るために1年だけWRCに費やすつもりはない」「ラリーを選択した場合は、学ぶことができるように長期的なプログラムである必要がある」「事故前のようにF1で走ることはできないので、新しい方向性を選択し、キャリアを次のステップに進めなければならない。どうなるか様子をみてみるよ」
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