フラビオ・ブリアトーレ、コバライネンのF1デビューを妨害していた？

ヘイキ・コバライネンは、2003年にミナルディでテストをしており、2004年にミナルディのチーム代表ポール・ストッダートと契約するところだった。ヘイキ・コバライネンによると、ホセ・マリア・ロペスも同じテストを受けていたという。「僕は明らかに彼よりも速かった。ポール・ストッダートはシートをオファーしたかもしれないし、僕も受け入れる用意があった。でも、僕のマネージメントは違う見方をしていた」記事によると、コバライネンには2005年シーズン前にもF1デビューのチャンスがあったという。このときコバライネンはグローブで、ウィリアムズのフランク・ウィリアムズ、パトリック・ヘッド、サム・マイケルと会っていた。しかし、フラビオ・ブリアトーレは、コバライネンが2006年のルノーのテストドライバーになる前に、1年GP2に参戦するべきだと決め、交渉を中止したという。「F1に昇格するチャンスがあるのに昇格できなければ、もちろんがっかりするさ」とコバライネンは認めた。コバライネンは昨年のクラッシュゲート・スキャンダル後にフラビオ・ブリアトーレと決別し、2010年にマクラーレンからロータスへ移籍した際には自ら交渉を行った。関連：ヘイキ・コバライネン、ブリアトーレによるF1キャリア妨害を否定