ヘイキ・コバライネンは、まだF1のキャリアを諦めておらず、WEC世界耐久選手権などへの転向は否定した。ケータハムのレースシートを失ったヘイキ・コバライネンだが、先週のスパと次のモンツァで金曜フリー走行でドライブするチャンスを与えられており、F1復帰への望みは高まっている。
だが、ヘイキ・コバライネンは、チームがレースシートを決める際にドライバーのスポンサーシップを考慮に入れるのならば「再び復帰は僕の手中にない」と Turun Sanomat にコメント。「実際、僕は資金をもたらすつもりはないし、それは誰もが知っている。もしスポンサーを獲得したなら自分でお金を受け取るよ」最近では、ヘイキ・コバライネンが、セバスチャン・ブエミやニック・ハイドフェルド、ブルーノ・セナ、小林可夢偉のように、WEC世界耐久選手権に転向するという話も聞かれる。実際にレッドブルにいるマーク・ウェバーでさえ、2013年末でF1を引退し、ポルシェのプロトタイプに乗り替えることを決断した。F1からWEC世界耐久選手権への転向を決めたマーク・ウェバーについて聞かれたヘイキ・コバライネンは「確かにそれにはちょっと驚いたよ」と述べた。「昨年末、飛行機で席が隣になったことがあったんだけど、その時はすごくモチベーションに満ちあふれている感じだった」「だから、少し驚いたけど、きっと慎重に考えたんだと思う」だが、ヘイキ・コバライネン自身は、まだそのような動きについては考えていないと語った。「僕は今年、様々なカテゴリーの様々なプロジェクトに参加しないかと多くのオファーを受けた。でも、あまりそれらには興味を感じていない」とヘイキ・コバライネンはコメント。「まだF1でできることがあると感じているからだと思う」