F1韓国GPの主催者は、消防車両をレーシングラインに配備したことへのペナルティを免れた。F1韓国GPでは、消防車両のSUVがセバスチャン・ベッテルを先頭とするF1マシンを先導するという珍事が起こった。「ヒュンダイかキアのSUVだと思った。ナンバープレートも知りたい?」とセバスチャン・ベッテルはコメント。
「ベルント・マイレンダーではなかったし、セーフティカーでもなかったね。それは見えていたよ」この件は韓国のオフィシャルが犯したミスだが、それほど深刻が事件にはならなかった。レースディレクターのチャーリー・ホワイティングは、コース上にSUVがいるのを見て驚いたが、実際に火災が悪化するマーク・ウェバーのマシンの消火を助けるために消防車両の配備を指示したと認めている。「彼らはターン3にあったクルマを送り込むと思っていた。そこはレッドブルが燃えている場所だったからね」「コースに出ていく必要さえなかった。だが、何らかの理由で彼らはターン2にあったクルマを送り込んだ」「典型的な誤解だったと言いたい。スクリーンでクルマを見た時、すぐにセーフティカーを配備した」「火のためではなく、クルマのためにね」FIAは、今回の件が“誤解”によるもので、マーシャルはきちんとコース上の車両の存在をドライバーに警告するためのホワイトフラッグを振っていたため、韓国GPのレースプロモーターを罰することはしなかった。フェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリは、許容されるミスだったと述べた。「1年で唯一のレースなので、彼らはあまり経験をしていないのだろう」とステファノ・ドメニカリは述べた。レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは「実は、やっと消火器が我々のクルマのところに行ってくれたので安心したよ」とコメント。「長い間燃えているように思えたからね」F1韓国GPのレース主催者にとって、制裁が加えられなかったのは良いニュースだが、来年以降に韓国でグランプリが開催される可能性は低いとみられている。関連:F1韓国GP、消防車両が予想外のコースイン?!