佐藤公哉は、GP2第2戦スペインのレース1を19位で終えた。佐藤公哉 (19位)「レースにはソフトタイヤで臨みました。ホイールスピンが多すぎてスタート直後は順位を下げましたが、第1コーナー以降のライン取りがうまく行き、アウト側から3、4台を抜きました。また、前方で接触事故があり1周目を10番手で終えました」
「3周目に9番手へ上がったものの、タイヤが厳しくなってきたので6周目にピットストップを実施してハードタイヤへ交換。このとき左前輪の作業が遅れて、コースへ戻ったときには順位が大きく下がっていました。ピットストップ前は僕の3つ後ろだったチームメイトが、ピットストップ後は僕の前を走っていたくらいのタイムロスでした。そのピットストップの際、ピットレーンスピードリミッターのボタンに誤って触れて解除してしまい、すぐにボタンを押し直しましたが間に合わず、時速61.1キロと僅かに速度違反しました。これでドライビングスルーペナルテイを科されてさらに大きく順位を落とし、最終的には19位に終わりました。今日のレースを反省し、明日のレースには気持ちを切り替えて臨みます」