佐藤公哉が、スペインのモーターランド・アラゴンで開催されたフォーミュラ・ルノー3.5のテストに参加。参加チームから前向きな評価を得たと報告した。フォーミュラ・ルノー3.5のテストは、11月20〜22日にスペインのモーターランド・アラゴンで実施され、佐藤公哉は、21日にロータス、23日にポンスから参加し、フォーミュラ・ルノー3.5のマシンを走らせた。
快晴の朝を迎えた21日は合計25名のドライバーが参加。もっとも、天気は下り坂で、午後のセッションでは雨粒がサーキットの路面を僅かに濡らす時間帯もあった。ロータスから参加した佐藤公哉は同日午前、中古タイヤでサーキットやマシンの習熟に努めつつ、セッション最後にはタイムアタックのため新品タイヤを履いてコースイン。ところがタイムアタック中のドライバーが佐藤公哉の目の前でクラッシュ、赤旗が掲示された。セッションは残り5分で再開されたものの、佐藤公哉はコースインせず午後のセッションに新品タイヤを温存、結果1分41秒834の21番手タイムに留った。1時間のランチブレイクを挟み、佐藤公哉は再び中古タイヤで走行開始。温存していた新品タイヤをセッション半ばに投入すると、1分40秒741と午前の自己ベストタイムを1秒以上も上回った。セッション最後に2セット目の新品タイヤを履いてコースイン。このアウトラップのテクニカルセクションで軽くコースオフ、いったんピットガレージへ戻ってマシンをチェックした。するとマシン底面のスキッドプレートが意外にも大きなダメージを受けている事実が判明。佐藤公哉は安全性を考慮して走行を断念し、21日は総合17番手タイムに留った。遠方に怪しい雲が見えるもののサーキット上空に青空が広がった22日は、合計24名のドライバーが参加。チームをポンスに変えてテストに参加した佐藤公哉は、午前のセッション最後のタイムアタックを見据え、中古タイヤを履き淡々とサーキットやマシンの習熟に努めた。ところがセッション終盤にギアのトラブルが発生、修復に時間を取られて新品タイヤを履けず、20番手タイムの1分41秒673に留まった。1時間のランチブレイクを挟み、佐藤公哉は午後のセッションへ向けては大きくマシンのセッティングを変更して臨んだ。セッション半ばに1セット目の新品タイヤを履いて、総合19番手タイムとなる1分41秒328と同日の自己ベストを僅かに更新。セッション最後に2セット目の新品タイヤを履いてタイムアタックに臨むも、直前に施したセッティングの変更は逆の方向に作用してしまい、佐藤公哉は1分41秒624を記録するので精一杯だった。3日間のテストを振り返ると、50名を数えるドライバー+チームの組み合わせで佐藤公哉は総合28番手、37名を数えるドライバーに絞ると佐藤公哉は総合23番手だった。なお、2014年シーズンのレース活動に関しては、決定次第、報告するとしている。佐藤公哉「強力なダウンフォースと強烈なタイヤグリップで、中高速コーナーではスピードの限界がつかみづらいマシンでした。21日のテストではシートの作りがよくなくて腰を少し傷めましたが、身体的な負担や疲れはまったく感じませんでした。もっとも、最後は自分のミスでタイムアタックの機会を失って不本意な順位に終わり、悔しく残念でした。22日のテストに向けてはシートを作り直し、気持ちも一新して臨みました。しかし、結果は不本意なままに終わりました。現在売り出し中の若手ドライバーが数多く集まった今回のテストで、ヨーロッパのレースの厳しさと激しさをあらためて痛感しました。自分の課題を浮き彫りにする2日間でもありましたし、2014年シーズンのレース活動を選択するうえで貴重な判断材料となりました。今回のテスト内容は僕と僕のマネージメントチームにとって想定内で、ロータスとポンス両チームからは前向きな評価をいただいています。目標に向かって今後も精進しますので、引き続きご支援ご声援をよろしくお願い致します」
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