カンポス・レーシングから2014年のGP2シリーズへ参戦中の佐藤公哉は、2013年シーズンにタイトル争いを繰り広げたAUTO GPに参戦する。これは佐藤公哉のマネジメントチームでありレーシングチームでもあるユーロ・ノヴァ(EURO NOVA)の判断に基づくもの。GP2シリーズはそもそもテストの機会がきわめて限られており、また今季は4月4〜6日の第1大会(バーレーン)から5月9〜11日の第2大会(バルセロナ)まで、約1ヵ月の空白期間がある。
今回のAUTO GP参戦は、実戦感覚を継続的に磨き上げることを目的としている。佐藤公哉のAUTO GP参戦は現在のところ、4月12〜13日の第1大会(モロッコ・マラケッシュ)と4月19〜20日の第2大会(フランス・ポールリカール)を予定している佐藤公哉「GP2マシンとAUTO GPマシンは、操縦性はもちろん馬力の面でも似通っていますから、乗り換えにも違和感はありません。たとえば昨年のAUTO GPにも、GP2ドライバーがトレーニング目的で何人か参戦していました。今回のAUTO GP参戦は、ユーロ・ノヴァの提案と厚意で実現しました。昨年同様の参戦体制でスタッフとは気心が知れていますし、なによりもマシンの戦闘力が高いのでレースが楽しみです。GP2の第2大会を万全の形で迎えられるように努めます」
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