ハースF1チームのケビン・マグヌッセンは、F1サウジアラビアGPでアルファタウリの角田裕毅をレース終盤に盛大にオーバーテイクし、10位と最終ポイントを獲得した。このオーバーテイクで今季初ポイントを獲得したマグヌッセンは、当然ながら満足げな表情を浮かべた。25周目から角田裕毅のリアウイングを追いかけ、最終的には残り5周の最終コーナーでインを突いてパスした。
「いいパスだったね。裕毅は素晴らしいディフェンスをしていて、何周も僕を抑えていた。重要なポイントで僕のエアロを破壊するために適切な場所にマシンを置いて、ターン1でディフェンスするために最終コーナーで常に良い立ち上がりをしていた。そして、ついに彼を捕えることができた」とケビン・マグヌッセンはコメント。「本当にうれしい。今週末はセットアップで良い一歩を踏み出せたと思うし、今日はバーレーンよりもタイやデグラデーションがはるかに改善されているので、それには本当に満足しなければならない」レース後半に角田裕毅(アルファタウリ)をオーバーテイクして10位入賞を果たしたマグヌッセンケビン・マグヌッセンは、開幕戦のバーレーンGPでノーポイントに終わったハースF1チームのリカバリーに満足しているようだ。だが、3月31日から4月2日にかけて開催されるオーストラリアGPを楽しみにしているとしながらも、ハースF1チームがよりデグラデーションの激しいサーキットでうまくやれるかどうかについては、まだ疑問が残っていると認める。「僕たちは実際に一歩前進したと感じており、それがメルボルンと今後のレースに反映されることを願っている」とマグヌッセンは語った。「ターマック的に路面が硬いレースに戻り、実際に一歩前進できたかどうかを確認することになる。でも、今日はハッピーだ」