ハースF1チームのケビン・マグヌッセンは、F1アメリカGPの決勝レースで失格処分を科せられたあと、自身のTwitterでF1の燃料レギュレーションを皮肉った。12番グリッドからスタートしたケビン・マグヌッセンは、F1アメリカGPを9位でチェッカーを受けたが、レギュレーションで定められているレース全体の燃料使用量の上限である105kgを上回ったことで失格処分を科せられた。
FIAスチュワードは、ケビン・マグヌッセンのマシンがどれくらい燃料制限をオーバーしていたかは公表していないが、ケビン・マグヌッセンは、自身のTwitterで違反はわずか0.1kgであったとして不満を述べた。「残念ながら、今日の僕たちはF1ではフォーミュラ・フューエルセービングでレースしていたみたいだ」とケビン・マグヌッセンは投稿。「僕たちはレース全体で0.1kg(!)も使いすぎていたことで失格になった。それがルールだし、とにかくもっとうまく管理しなければならない。クルマは素晴らしかったし、ピットストップも素晴らしかった。次に進もう!」ハースF1チームにとって、今シーズンで2度目の失格処分となる。F1イタリアGPではロマン・グロージャンのマシンに違反があったとしてロマン・グロージャンが失格になっている。チームは11月1日(木)の控訴裁判の判決を待っている。母国グランプリとなったハースだが、ロマン・グロージャンは、オープニングラップでシャルル・ルクレール(ザウバー)とクラッシュしてリタイア。レース後にグロージャンには次戦F1メキシコGPでの3グリッド降格処分と2点のペナルティポイントが科せられている。F1アメリカGPでは、ケビン・マグヌッセン以外にもフォースインディアのエステバン・オコンがオープニングラップでの100kg/hの燃料流量量を超過したとして失格となっている。それ結果、エステバン・オコンのチームメイトのセルジオ・ペレスが8位、トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは9位に昇格し、今シーズン3度目のポイントを獲得、マーカス・エリクソンが10位入賞を果たすことになった。