ケビン・マグヌッセンは、かつての自分と同じようにマクラーレンから放出されることになったストフェル・バンドーンに激励の言葉をかけた。マクラーレンは、2019年にストフェル・バンドーンに代えてランド・ノリスを起用することを発表。2013年からマクラーレンの若手育成プログラムに参加していたバンドーンは、2シーズンでチームを離れることになった。
マクラレーンが2019年の発表をする前のイタリアGPの週末、ストフェル・バンドーンは、1レース毎にドライバーを判断するのは早すぎるのではないかと語っていた。「自分の才能、以前のシリーズで自分が成し遂げてきたことはわかっている。自分自身に疑いは抱いていない」とストフェル・バンドーンはコメント。「おそらく、多くの人々が疑念を抱いているかもしれない。時にそれがどのようなことになるはご存じだと思う」「悪い週末を過ごせば、突然、グリッドのワーストドライバーになり、次の日に素晴らしいレースをすれば、スパースターになる」ストフェル・バンドーンのF1での2019年は不確実な状況となったが、マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは、まだバンドーンを評価していると語り、トロロッソ・ホンダには最適なドライバーだとして移籍を支援していくことを示唆している。ケビン・マグヌッセンは、同じようにマクラーレンの若手育成ドライバーとしてキャリアを積み重ね、2014年にマクラーレンでF1デビューを果たすも1年でレースシートを失っている。しかし、現在ではハースでF1キャリアを立て直しているマグヌッセンは、ストフェル・バンドーンが現在の状況から回復できるだろうと激励する。かつてフォーミュラ・ルノーでストフェル・バンドーンとタイトルを争ったケビン・マグヌッセンは「難しいことだし、実際、良いアドバイスができるとは思わないけど」とコメント。「個人的に彼には非常に才能があり、能力があると思っているし、とにかく彼は自分がやれるとわかっている自分自身に最高の場所を見つけてほしい」ストフェル・バンドーンは異なるF1チームで新たなスタートを切ることから恩恵を受けられると思うかと質問されたケビン・マグヌッセンは「僕に言えるのは、僕にとって新たなスタートを切って、自分を本当にサポートしてくれる場所にこれたのは良いことだったということだ」とコメント。「僕にとって、ハースに来て、チームからのサポートとコミットメントを感じられることは、自分に自信を持つことにかなり役立ったし、ちょっとリラックできたようにい感じている」「それほどミスを犯すことやパフォーマンスを発揮できないことを心配する必要はない。実際、パフォーマンスに集中できるし、うまくやれる。実際、常に心配しているように自分の才能からパフォーマンスを引き出すことができる」