ケビン・マグヌッセンは、F1ハンガリーテストの参加を見送るというハースF1チームの決定を理解していると語る。F1ハンガリーGPの後、ハンガロリンクでは今シーズン最後のインシーズンテストが開催されるが、ハースF1チームはすでにテストに参加しないことを表明している。
Ekstra Bladet の報道によると、ハースF1チームは夏休みの時点ではすでに2019年F1マシンの開発に完全に焦点を移行することになるという。2019年にはオーバーテイクの促進を狙って空力レギュレーションが変更されることになっており、その影響を考えてハースF1チームはハンガリーテストに参加する必要性はないと判断した。ハースF1チームのチームプリンシパルを務めるギュンター・シュタイナーは「我々にはシルバーストンでのテストに加えて最近の5レースで得た非常に多くのデータがある。何にもならないことに金を使う理由はどこにある?」と述べている。それだけではなく、ハースF1チームは、開発ドライバーでF2に参戦していたサンティノ・フェルッチが、問題行為によって所属するトライデントから解雇されるという問題もある。ギュンター・シュタイナーは、サンティノ・フェルッチの処遇について「私の優先事項の最上位ではない」と処分を先送りにしている。サンティノ・フェルッチの問題によって、ハースF1チームはF1ハンガリーテストのシートをより高い価格で他のドライバーに売ることができるはずだが、ギュンター・シュタイナーはそれは望んでいないと語る。「多くの人々がお金を持ってこのテストにやってくるが、最終的に我々はレンターカー会社ではない」とギュンター・シュタイナーは述べた。ドライバーを務めるケビン・マグヌッセンも、ハースF1チームの決定を支持している。「論理的だ。僕たちはテストに大きなことを持ち込むわけではないし、(テスト参加は)お金のかかることだ」とケビン・マグヌッセンはコメント。「それに僕たちは最近のレースでスペアパーツがほとんどなくなっている。スタッフ全員にとってもタフな1ヶ月間だった。彼らは休みを取るべきだと思う」
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